筋機能訓練

筋機能訓練とは、口の周りの筋肉や舌の悪い癖を取り除き、矯正歯科治療を綺麗に仕上げ、長く保つ為の大切なトレーニングです。

このトレーニングで患者様に身につけて欲しいこと

・歯を噛み合わせて飲み込むということ
・普段舌を正しい位置に置いておくこと

なぜ筋機能訓練が必要なのか?

歯並びが乱れる原因の多くは、【舌の癖】や【飲み込み方】にあります。
いくら矯正歯科治療で歯を整えても、癖が残っていると後戻りの原因になってしまいます。
本来、舌の先は上あごにつくのが正常な位置です。指しゃぶりなどの影響で舌が前に出る癖がつくと、前歯が噛み合わない「開咬」になることもあります。
だからこそ当院では、歯だけでなく筋肉にもアプローチし、根本から整える治療を大切にしています。

開咬症例

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初診時年齢 8歳
性別 女児
主訴 前歯が噛み合わない
治療内容 第一期矯正歯科治療として、舌癖の防止のためタングガードを上あごに装着した。同時に口腔筋機能訓練(MFT)を行い、舌癖が治ってきたのを確認後、タングガードを撤去した。その後クワドヘリックスに換えて上あごの拡大を行った。
第二期矯正歯科治療として、上下の歯にマルチブラケット装置を装着し、非抜歯で歯の整列を行った。治療途中にはMFTも併せて行った。
治療期間 6年9ヶ月(通院回数38回)
費用 第一期矯正歯科治療 38万円(税別)
第二期矯正歯科治療 40万円(税別)

治療上のリスク

  • 歯肉退縮
  • 顎関節症
  • 歯根吸収
  • カリエス
  • 失活歯
  • 根の露出
  • 骨隆起
  • 劣成長
  • 歯周病治療

また、治療には個人差があります。
※精密検査料、処置料、保定装置料は別途かかります。

筋機能訓練が必要な患者さんがこれから習うこと

下記項目をすべて習慣として身につけます。

  1. Step.1
    舌の先の動きをよくし、歯にかかる舌の圧力を減らしたり、あるいは全くかからないようにして上下の歯がしっかりとかみ合うようにします
  2. Step.2
    舌の動きに意識を向け、もっと上手に舌を動かせるようにします
  3. Step.3
    新しく習った舌の動きで使われるいくつかの筋肉を鍛え、そしてそれらを調和させます
  4. Step.4
    顔の表情を作る筋肉をリラックスさせ、顔をゆがめないでものが飲み込めるようにします
  5. Step.5
    かむ筋肉の収縮に意識を向け、毎回歯をかみ合わせて飲み込むことを覚えます
  6. Step.6
    くちびるの筋肉を引き伸ばし、調和の取れた状態にすると共に、くちびるに力をつけます
  7. Step.7
    食べたり飲んだりするときの、一連の動きをもっと上手にできるようにします
  8. Step.8
    舌、くちびる、下あごがいつも正しい位置にあるようにします

(1)~(8)までのことをすべて習慣として身につけます

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