目立ちにくい装置
歯列矯正というと、歯の前面に金属の装置をつける方法を思いうかべる方が多いと思いますが、このイメージを根本的にくつがえすのが見えない矯正です。
キレイな歯並びを手に入れたいという気持ちで矯正治療を始める方が多いと思いますが、従来の表側から装置を付ける治療ではどうしても治療中は矯正装置が目立ってしまいます。治療を受けている本人もどうしても装置のことが気になり、人の目を気にしてしまいがちです。歯並びを美しくする為に始める歯列矯正自体が、患者様のコンプレックスになってしまっては本人の美しさまで損ないかねません。治療器具が見えない矯正は、こういった患者さんの希望をかなえた治療といえます。
リンガル(舌側)ブラケットは歯の裏側につける歯列矯正装置です。その機能は前に つける通常の装置とほとんど変わりません。この簡易型ブラケットは装置の薄さがわずか1.3mmから1.6mmなので、歯の裏側につけても大きな違和感はありません。シンプルなデザインで、患者さんの食事や会話への影響を最小限にします。摩擦が少ない装置なので、治療期間を短くすることもできます。(※歯列矯正治療の期間は個人の症例によって治療期間が異なります。すべての症例で治療期間が短くなることはありません。)
成人の患者様で装置が見えるのは嫌だけど、裏側の装置の違和感も気になるという方におすすめしている装置です。カスタムメイド型リンガルブラケットとは、CAD/CAMシステムにより、患者様個人に合わせカスタムメイドされた裏側の矯正装置です。その方個人に合わせた最も薄い装置と歯の形に合わせた複雑に屈曲されたワイヤー(手で曲げる事は不可能)を製作する事で、違和感の非常に少ないシステムを作り上げています。ただ薬機法未承認の矯正歯科装置であり、個人輸入しています。国内 に同等の承認された矯正歯科装置があります。医薬品副作用被害救済制度の対象外と なる場合があります。
マウスピース型矯正歯科装置は透明で取り外しが可能なマウスピース(「マウスピー
ス型矯正歯科装置」)を順次装着することで、きれいな歯並びへと変化を遂げていきます。この装置は約2週間ごとに新しいものに交換します。 装着は快適なので、日ごろの多忙なライフスタイルにも支障がありません。受診のたびに治療の進行状況を確認し、新しいマウスピース型矯正歯科装置をお渡しします。自分で簡単に取り外し可能なので、食生活もこれまで通りです。歯磨きやフロスにも全く影響が出ないので、歯と歯周組織をこれまで通り健康に保つことができます。また、金属アレルギーを引き起こす心配もありません。ただ薬機法未承認の矯正歯科装置であり、個人輸入しています。国内
に同等の承認された矯正歯科装置があります。医薬品副作用被害救済制度の対象外と
なる場合があります。