筋機能訓練
筋機能療法とは口のまわりの筋肉や舌の悪い癖を取り除く為のトレーニングです。
この練習を通してあなたに身につけていただきたいものは、歯をかみ合わせて飲み込むということ。ふだん舌を正しい位置においておくことです。 このことをよく覚えておいてください。正しく飲み込むためには、歯をかみ合わせなければなりません。筋肉によい反応を起こさせるためには、一日に最低3回は練習を行うことが必要です。練習を忘れずに続けるためには、筋機能療法を開始するにあたり、一番始めに一日のどの時間にその3回の練習を行うのかをはっきりと決めておくことが必要です。練習は毎回鏡を見ながら行い、筋肉が正しく働いているかどうかよく観察する必要があります。この訓練の目的は、歯やあごの骨など、口腔周囲筋を強め、その正しいバランスを作り出し、またそれを維持するということなのです。歯科医や歯科衛生士の指導によく注意して従ってください。
正面 | 側面 | 内側 | |
治療前 | |||
治療後 |
7歳 男児 主訴 さ行の発音が抜ける 開咬と診断し、非抜歯で舌癖防止装置、マルチブラケット装置、口腔筋機能訓練を併用して治療
治療期間 8年7か月 費用 80万円
治療上のリスクとして歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、カリエス、失活歯、根の露出、 骨隆起、劣成長、歯周病治療があります。
また、治療には個人差があります。
下記項目をすべて習慣として身につけます。
(1)~(8)までのことをすべて習慣として身につけます